いきなりですが、私のある日の野菜購入品。
いつも野菜は八百屋さんかスーパー(PX)で購入しています。
今回は、全て八百屋さんで、総額365元!(日本円4掛けで計算、約1460円)
夏は葉物野菜がかなり高騰していましたが、冬になり落ち着きました。
ほうれん草(2束50元)
葉っぱ率高い白菜(3束50元)←台湾は日本のような白菜が超がつくほど高級品。
珍しく綺麗なレタスがあったので、奮発(1つ40元)
ブロッコリーは離乳食用で購入(1つ40元)←ブロッコリーについては虫が多いので、極力買いたくない(笑)
じゃがいも・玉ねぎは常備(各1カゴ50元)
ゴーヤは初購入!チャンプルーの素が手に入ったので(2本で50元)
ネギ(1束35元)
意外と日本みたいな野菜買えるじゃん、って思いませんか?(笑)
台湾転勤が決まり、台湾に渡航するまでは、「日本みたいに買い物はどこでできる?野菜ってどんなものが売っているんだろう?どこで買うのかな?」と、こんなスーパーに行けば買えるだろうと思いつくものも、想像ができなくて色々と検索していたんです。
ですが、台湾に移住して1番困ったこと…
台湾では、特に野菜や果物を売るとき“重さ幾ら”を“1斤あたり幾ら”で売ることが多いです。
1斤ってそもそもどれくらいの重さ?どれくらいの量が買えるのか…
てゆーか、「斤」てなんの単位?
意味がわからなすぎて、「1斤ってパンかよ」とよく突っ込んだものです(笑)
一人前何個入っているのかなあ、この箱入りのケーキは大きさどれくらい?
マンゴーとリンゴ、1つずつ買いたいんだけどなあ。
人生の中で台湾に来るまで八百屋さんで買い物をしたことがなかったので、その“重さあたり幾ら買い”に不慣れで不慣れで。
今回はお買い物でサイズや量を聞くフレーズをまとめてみました。
値段を聞く
「多少」を使って
・これは幾らですか?:這個多少錢?
台湾では、数字の予想がつかない時には「多少」を使います。
スーパーでは、果物や野菜を買う場合
①袋に詰められていたり値札ついている
②バナナやマンゴーなど斤いくらと書いてあり量り売り
②の場合は、好きな分だけ取って値札シールを貼ってもらわないといけないのですが、
自分で計れるようにスケールが置いてない場合が多い。
だから1斤=600gで何本くらいか、何個くらいか、またはお金がいくら位かかるのか気になったら…会話しないとダメなんです。
中国語が全くわからない時は、適当に何本買うか指定するか、または買わないかの2択でした(笑)
台湾の伝統市場や朝市で、果物や野菜を買う場合
個数売り、1カゴ盛り、グラム売りで売られているものがほとんどです。
スーパーに比べると一対一の勝負。
面と向かって早いスピードで話さないといけないので大変でした。というか、物を見ようと思って近付いただけで、商売っけのあるお店の皆さんは「何買う?!」とすごい勢いで話しかけてくれるので、逆にそれが恐怖で(笑)
今では、度胸もついて慣れたけれど、何をどれだけ欲しいか、言葉で言えよ、という圧力が感じられて怖かったな〜。
売り方を聞いてみる
この表現も使いやすい◎
例えば、値段表記がなく、どさっと商品が置いてある時など
そもそもどうやって売ってるの?量り売りなの?個数売りなの?と売り方を聞けます。
・これらはどうやって計算する?:(這些東西)怎麼算?
・どうやって売ってる?:(這些東西)怎麼賣?
買い方のバリエーション
他にも1斤=600gで何本くらいか、何個くらいか、またはお金がいくら位かかるのかなどをお店の方に聞く中国語フレーズを紹介します。
何個かのものを同じお店で買った時、全部で幾らか聞きたい
・これら全部で幾らですか?:一個蘋果,五個芒果,一共多少錢?
「一共(ㄧˊㄍㄨㄥˋ/yiˊ goˋng ):合計で、あわせて」
水餃子など一人前で何個くらいあるのか聞きたい
・一人前で何個ありますか?:一份有幾個?
「一份(ㄧˊㄈㄣˋ/yiˊ feˋn):ひとセット」
小さいサイズで何人前くらいあるか聞きたい
・小さいのは何人前?:小的幾人份?
「一人份(ㄧˋㄖㄣˊㄈㄣˋ/yiˋreˊn feˋn):1人前」
1斤で何個くらい買えるか聞きたい
・1斤で何個あるの?:一斤有幾個?
100元で何個くらい買えるか聞きたい
・100元で何個あるの?:100塊有幾個?
半斤でどのくらいの量があるか聞きたい
・300グラムでどれくらいの量ですか?:半斤有多少?
買うものの大きさを聞きたい
・これって(それって)どれくらい大きいの?:這個(那個)多大?
かぼちゃ味、プレーンのコロッケ1つずつ欲しい
・プレーンとかぼちゃをひとつ下さい:原味,南瓜各一個
「各(ㄍㄜˋ/geˋ)+数字+量詞:〜ずつ」各一百塊,各兩個・・・
ちなみにお得に買うのが大好きな台湾人はよく割引あるの?と聞いています。
「折扣(ㄓㄜˊㄎㄡˋ/zheˊ koˋu):割引き、セール」
・これ割引ありますか?:這個有折扣嗎?
・何割引ですか?:打幾折?
中華圏の割引率は日本と考え方が違うので要注意!
8折であれば20%OFFなので、0から100のうちで払う分をポキッとおるイメージで表示を見るようにしています。
数字が小さければ、割引率が高いです。
・少し安くしてくれませんか?:可以算便宜一點嗎?
夏になると市場でも花蓮や台東の巨大なスイカをカット売りしているお店が多くなります。
買い物カートを引いたおばあちゃんたちがお店の人に「斤いくら?」と聞きながら朝市を進んで行くんですが、嘘かと思うくらい「うわ、高っっっっか!」と吐き捨てて去っていったんです。
そのシーンを目の当たりにして、私もなかなかディープな世界に入ってきたなと、面白くなりました(笑)
日本人が間違えやすい「お会計」
テキストに倣って、お会計をすることをどんな時も「買單」と言っていませんか?
「買單」はレストランでしか使えないんです!
一般的にどのような販売店でもお会計として使える言葉は
「結帳(ㄐㄧㄝˊ ㄓㄤˋ/jie ˊ zhaˋng)」
「結帳」は中国語でお勘定、お会計をするという意味
例えばデパートで買い物をしても、小さなレストランでご飯を食べても
服を購入してもお会計をすることに対して使えます。
一方で、日本人が間違えやすい(?)と思われている
「買單(ㄇㄞˇ ㄉㄢ/maˇI dan)」はレストランで主に使われる言葉。
「單」:紙に記入をする
という意味から来ているので、例えば靴を買う時に、紙に書いて注文していないのにお会計することを「買單」というのは使う場所が違うぞ、ということになるそうです。
中国語で“料理”のことを「菜」と言います。
中国料理、日本料理、フランス料理など、様々ありますが「国名+菜」(中國菜、日本菜、法國菜)で表されることが多いです。
メニュー表は、料理の書かれた紙=菜單
台湾で広く買い物時にもらえるレシート=發票
タクシーなどで領収書を欲しい時=収據
日本でもお店の天井に「お会計」の記しがぶらぶら下がっていると思いますが、
台湾では「結帳」と下がっているので注目してみてくださいね!