新年早々、我が旦那さんは上司も仕事で10年に一度当たるか、というようなトラブルをお見事引き当て真夜中まで仕事する羽目になったんですが…
この流れは良くない!とお祓いをしてもらうことにしました。
普段、全然お祓いやらお守りやらを信じていないのに、こんな時だけ(笑)
でも信じる気持ちは大切ですもんね!
向かったのは、商売の才能があったという関羽を祀っている行天宮(シンテンゴン)です。
日本では、この付近にある「占い横丁」が有名かもしれません。
数年前は、参拝客もお線香を持ち参拝を行なっていたのですが、最近は環境問題を懸念して廃止している廟(ミャオ)という台湾のお参りする場所が多いそう。
この行天宮もそのひとつ。
以前は、エリアに入ると参拝客が長いお線香を持ちモクモクと煙が立ち上る中で熱心にお祈りしていたのですが、今ではその姿はありません。
新年のご挨拶も兼ねての訪問だったのですが、そのお祓いも一緒にやってもらえるとのことで…是非にとも!と意気込んでやっていただきました。
お祓いと言っても、日本のような熱心に火を見つめて(?)とか、ちょっと重たいイメージのものではなく、廟で通常行われている「收驚(しょうじん)」というもの。
参拝客は無料で受けられます。
何か驚くようなことが身に起こったら、出向いて邪気を祓うと心身が落ち着きますよ、という1つの行いだそうです。
イメージはこんな感じ↓
青い服を着た方が、長いお線香を持ってスタンバイしてくれています。
中国語の先生がいうには、お仕事の一種ではあるようですが雇われているのか、それともボランティアなのか正直謎に包まれているそうで…
しかし誰しもがやれるわけではなく、お祓いをする前には念仏を唱えたり、お祓い中もきちんと唱えて邪気を払ってくださるそうなので、信じるか信じないかはあなた次第!みたいなところがありそう。
例えば台湾人の子供が夜泣きがひどくて寝ない、などの悩みがあるときに廟へ連れて行き邪気を払ってもらうのは結構ある話。
新年や何かのタイミングだけではなく、何となく心身を浄化したい時にも出向くのだそう。
本人が出向くことができない場合は、代理でもOKなのだそう。
「收驚」をする時のポイント
・お祓いしてくれる方に自分の右側が向くように立つ
・お祓いをする前に名前を伝える
・信じる気持ちを持つ
・代理の場合は、その人が身につける肌着を持参
(下着を除いて一番下に着るので、パワーを感じやすいらしい)
・持参する服は袖のあるものを用意
・脱帽
みなさんも何か上手くいかないなーと思うことがあれば、一度やってみてはいかがでしょうか?
さて…我が家のこれからの1年、何事もなく平安に暮らせますように。
信じる気持ちが大事です!