〈基礎から〉中国語文法 PR

超使う「今さっき」「すぐ」「後で」の中国語表現|「剛」「快要」「等一下」

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「昨日」「何日前」または「明日」など明確な日時を表す言葉はよく耳にしますが、

日常会話では
さっき行ってきた」
後で何食べる?」

という明確に何時とは言えない、この微妙な時間幅って結構使いますよね。
日常で使えるフレーズをご紹介します!

\参考にしたのはこのテキストです/


 

大きな時間軸

まず大きな時間軸で見ていきます。
この辺はざっくりとしたイメージですね。

過去(ㄍㄨㄛˋㄑㄩˋ/guoˋ qu ˋ)
現在(ㄒㄧㄢˋ ㄗㄞˋ/xiaˋn zaˋi)
未来(ㄨㄟˋ ㄌㄞˊ/weˋi laˊi )

日常会話で使う時間を表す言葉

「昔〜をした」「前は〜だった」「その後に〜」「家に帰った後で〜」などの日常会話でよく使う言葉は以下のようなものです。

以前(ㄧˇ ㄑㄧㄢˊ/yiˇ qiaˊn)
現在(ㄒㄧㄢˋ ㄗㄞˋ/xiaˋn zaˋi)
以後(ㄧˇ ㄏㄡˋ/yiˇ hoˋu)

もっと軽く使える表現

ちょうど

「〜したところ」という現在に程近い過去

「剛+動詞+目的語」

「剛(ㄍㄤ/gang)(副詞)」

・台湾に来たばかりの頃:我剛來台灣的時候⋯

・私は昨日ちょうど帰ってきました:我昨天剛回來了

 

もっと直近感を出せる ちょうど今、さっき

・剛剛(ㄍㄤㄍㄤ/gang gang)(TW/時間詞)

または

・剛才(ㄍㄤㄘㄞˊ/gang caˊi)(TW/時間詞)

・お父さんが会社からちょうど今帰ってきた:我爸爸剛剛從公司回來

・今さっきなんて言ったの?:你剛剛說什麼?

・今出たばかり:我剛才出門

 

ちょっと後

何分後かの“ちょっと後で”というニュアンス

等一下(ㄉㄥˇ ㄧˊㄒㄧㄚˋ/deˇng yiˊxiaˋ)(TW/時間詞)

ちょっと待ってて、という“等一下”とは使われ方が違うので注意です。

 

・あとで何食べる?:你等一下要吃什麼?

・あとでどこ行こうか?:我們等一下去哪裡?

・後でテストだよ〜:我們等一下要考試喔~

・またあとでね:等一下見

 

もうじき

大きく2パターンあります。

その1:はっきりした時間はわからない
その2:決まった時間がある

ふたつとも注意したいのは、“現在の状況→現在に程近い未来の状況に変わる”ことを示す文法なので、文末には「了」が必ず必要になります!

中国語「了」の用法②:変化を表す「了」|心境・状況の変化を細かく再現?!日本人で中国語を勉強している人には1度はぶち当たる(であろう)中国語の「了」の文法。 2つ目の用法は変化の「了」です。 今回...

 

もうじき 文法その1

何かの動きや何かの事象がすぐに起こりそうだ、という内容を表したい場合

「主語+快要(/快/要)+動詞(+目的語)+了」

外に出たら真っ黒い雲がもくもくとしているのが見えた時
(台湾ではスコールみたいな雨の前に風が少し強くなる気がする…)など
「あ、もうすぐ雨降りそう!」と思って傘を取りに帰ることもしばしば。
あと5分で雨だぞ!みたいな明確な時間は分かりませんよね(笑)

 

・もうすぐお休みになるね:我們快要放假了

・もうすぐ授業だ:快要上課了

・もうすぐ雨降りそう:快下雨了

・バスが行っちゃうよ:公車快開了

・もう冬が来るね:冬天快要到了
季節は「來」ではなく、動詞は必ず「到」が使われます。

 

もうじき 文法その2

時間意識がある状況 での内容

「主語+時間副詞+就要(/就)+動詞(+目的語)+了」
時間副詞は日時や時間、馬上や等一下なんかも含まれます。

明確な時間、期間を用いて「あと1週間でクリスマスだ!」という場合です。

・明日国に帰ります:我明天就要回國了

・すぐに授業が終わる:我們馬上就要下課了

・あと1週間でクリスマスだ:聖誕節再一個星期就要到了

・彼は卒業したら、旅行に行く;他大學畢業以後,就要去旅行了

・ママはすぐに戻ってくるよ:媽媽等一下就要回家

 

ぷけこ
ぷけこ
もうすぐ〜だね、という会話って振り返ってみると日常会話で多発しているんですよね。

この時期、雨降りそうは多発ですね(笑)
ぜひ使ってみてください!