中国語で漢字の発音は基本的に一文字に一通りが多いはずなんですけど、
結構使う漢字(?)は2、3個読み方があるので「えー。」ってなります(笑)
しかも、ちょっと読める漢字が増えてくると、
「つくり」が同じだったら大体同じような読みになることが多いんじゃないかと勝手に見出してるんですけど、
たまに「えー。これ一個だけ読み方全然違うじゃん!」みたいなのも出てきたりするんですよ〜
この前も、自信満々に注文したドリンクの名前を知ったかして注文してたら
「は?」を連発されて!
なのに、私ったら度胸つきまくっちゃって(笑)
いつもの聞こえてないだけか〜って流して、そのまま押し通すと言う偉業を成し遂げました。
あんまりにも「は?」って言われるんで、おかしいなーと思って調べたら
全然違う発音で「あ〜なるほど、私が言い間違えてただけか。」ってなりました。
それでもめげないので、かなり台湾で精神鍛えられてます。
〇〇し間違えた!
中国語で言い間違えることは日常茶飯事なのですが、
「あ、〇〇し間違えた!」と言いたい時に使える言葉があります。
動詞を変えるだけで、“いろんな間違え”に対応できます!
「〜し間違える」:V +錯(了)(ㄘㄨㄛˋ /cuoˋ)
「錯」:形容詞
名詞の中国語の意味は “間違い”
・これは私のミスです:這是我的錯
・正解?それとも間違い?:對的, 還是 錯的?
こんな風に名詞としても使えますが、
動詞を「錯」の前につけるだけで、その動詞の行動を間違えたと表現できます。
・私は電話をかけ間違えた:我打錯了(打:電話をかける)
・あなたは言い間違えた:你說錯了(說:話す)
・あなたは発音し間違えた:你念錯了(念:声に出して言う)
・私は書き間違えた:我寫錯了(寫:字を書く)
・あなたは呼び間違えた:你叫錯了(叫:呼ぶ)
乗る:(搭)
考える:(想)
見る:(看)
注文する:(點)
など動詞のバリエーションは豊富です。
主語を変える
主語を私からあなた、先生、彼など変えれば相手が何か間違えていることを教える事ができます。
例えば台湾は電話のかけ間違えが多いので、かかってきた相手に
・かけ間違えてますよ:你打錯了
こんな風に言ってあげるといいです。
そういえば、台湾に来て半年くらいが経った頃もこんな言い間違えしてました。
なんとか買い物で欲しいものを買えるように言葉も何となく上達したような気がしていた矢先…
日常会話で失敗を重ねて、台湾人あるあるのただの聞き返しの「あん?」や「は?」をもろともせず会話を頑張っていたのですが、
ある日…
るんるんでローカルにも人気の“珍煮丹”というドリンクスタンドで
“鉄観音ミルクティーに追タピオカ”(これかなり鉄観音のお茶が香り高くおすすめです)という幸せな注文をした時のこと。
2人で買いに行き1杯注文しました。
「1杯でいいですか?」と確認のためにお店の方が聞いてくれたらしいのですが、でもマスクを通してなのでちょっと聞きづらかったんです。
そこでわたし
「え、なんて言ったんですか?(你剛剛說什麼?)」
と聞きたかったのに、口をついて出た言葉は、
「あなたの名前は何ですか? (你的名字是什麼?)」
優しい店員さんだったので爆笑も苦笑もしなかったけど、
今思えば完全にナンパじゃん。
流石に自分がツボってしまった珍事件がありました。
外国語を勉強していると
何となく自分で言いやすいフレーズってありませんか?
…そんなこんなでアタック精神で実践を積んでいる私です(笑)
自分が何か間違えちゃったら、うーん…と深く悩まず、まずは
「あ、間違えちゃったー」と声に出す事ができるといいかもしれないですね!
開き直って会話に戻りましょう〜
間違えあるのみ!(笑)