中国語で毎日のように見聞きする結果補語。
ありすぎて訳わかんない!って感じですが、3回に分けてまとめてみました!
超基礎、方向補語、最後は動詞、助動詞、形容詞でよく使われる代表的なものを例文付きで挙げています。
どんどん見ていきましょう〜!
結果補語
中国語の結果補語文法、ある行動をまずは2分類
①まだやっていない事:Potential form
②やった結果:Actual form
①②それぞれのタイミングで、文法は肯定と否定のそれぞれ2種類。
なので合計4パターン
動詞のRC
「見」
:知覚に関して何が見えるか、聞こえるか、匂うかを示す
「看」「聽」+「見」の形で使われる事が多い
・ごめんね、私を呼んでるの聞こえなかった:對不起,我沒聽見你叫我
・電気つけて、何にも見えないや:請幫我開燈,要不然我怎麼都看不見
「懂」
:見て、読んで、聞いて理解できるかどうかを示す
・この映画見たけど、理解できてない:這部電影,我看了,可是沒看懂
・中国語理解できる?(聞いて)理解出来ない:你聽得懂中文嗎?我聽不懂
「到」
:目的を達成するというイメージ
・台湾で小籠包食べられた?:在台灣你吃到小龍包了嗎?
→食べれた/食べれなかった:吃到了/沒吃到
・家から学校まで、10分では歩いていけない:從我家到學校,十分鐘走不到
・部屋が散らかってて、鍵が見つからない:我的房間有一點亂,常常找不到鑰匙
「著(ㄓㄠˊ/zhaˊo )」
:成功、目的達成のイメージ
「到」とニュアンスが似ているので、言い換え可能な場合もある
・コーヒーを5杯飲んだから、眠れない:我喝了五杯咖啡,所以睡不著
・ちょっと早くいこう、じゃないとたぶんチケット買えないよ:早一點去吧!要不然恐怕買不著票
「完」
:完了を示す(物事の範囲がある)
・課題が終わった!:我已經做完功課了
・この本、1週間で読み終わるかな?終わらないかな?:這本書,一個星期看得完看不完?
・食べ終わったよ!:我吃完了!
「了(ㄌㄧㄠˇ/liaˇo )」
:可能性や完成を示す(体力や能力に関する)
✴︎「了」は行動する前の“可能かどうか”文型のみ使える特殊なものです
・彼は1番最初の彼女が忘れられない:他忘不了他的第一個女朋友
・このパン大きいけど、子供一人で食べられる:這個麵包有點大,可是孩子一個人吃得了
「動」
:移動を意味する
「走」「拿」「搬」「跳」などの動詞と結びつきやすい
・もう動けない、ちょっと休もう:我走不動了,休息一下吧
・この段ボール重すぎて私一人で持てなかった:這個箱子很重,我一個人沒拿動了
助動詞のRC
「會」
:学習してマスターする、出来るようになる
「學」「練」「教」などと結びつきやすい
・みんな車運転できるようになる?:每個人都學得會開車嗎?
・学生が中国語を使っての自己紹介をマスターした:學生學會了用中文介紹自己
・子供がハイハイできるようになった!:我兒子學會爬
形容詞のRC
「清楚」「乾淨」「大」「高」「快」「對」「錯」 ⋯など
・この服なんでこんな汚いの、綺麗に洗えるかな?:這件衣服這麼髒,洗得乾淨嗎?
・何回洗っても綺麗にならなかった:我洗了好幾次,可是沒洗乾淨
・この字、私いつも読み間違えるんだよな:這個字,我總是念錯
・何年か見ないうちに大きくなったね:幾年不見,他長大了
・そうそう、その通り!(言ってること当たってる):妳說對了
「好」
:満足、完成を表す(ちゃんと、よく)行う
「完」と似ていますが、「完」は終わったことに重点があります。
「好」の方が“きちんとやり終えた感”がより表せます。
・この問題難しいね、1年生はよく出来ないと思う:這個問題太難了,小學一年級的學生應該做不好
・明日のテスト、準備した?:明天的考試,你準備好了嗎?
「飽」
:欲求に関して満たされたかどうか
「吃」「睡」「喝」などと結びつきやすい
・おなかいっぱいたべた?:你吃飽了沒?
・昨日夜中暑すぎて十分寝てないから、今朝は疲れてる:昨天夜裡太熱,我沒睡飽,所以今天很
まとめ
3回に分けて結果補語をご紹介してきました!
中国語は漢字そのものに意味がある場合が多いので、結果補語を組み合わせることで「どういう状態、状況になったか?」を示せるようになります。
…と勝手に解釈しています。
私自身、慣れていくとだんだん行動とフレーズが一致してくるので、そこから「こんな使い方もできるのね!」と発見が増えました〜。
現地人から習うのが1番!
電車とかバスでめちゃめちゃ聞き耳立ててます(笑)