以前、こんな話を語学学校の辛口ティーチャーがしてくれました。
「私が大阪のラーメン屋に行った時、間違って注文した事があって、エクスキューズミーと声をかけただけでバイトのお姉ちゃんが飛び上がって、何も言わずに他の人を呼びに行った。」
こんな話を聞かされた時、いやこれは恥ずかしいなと思いました。
これが日本のリアルな姿なんだなーと。
自分も何年英語やってるんだよっていうタイプなので、大きな口は叩けないのですが(笑)
台湾(中華圏の考え方)は今のところ学歴社会。
男女ともに大学院に進学する人がとても多いです。さらに、将来の仕事で稼げる、安定していることを見据えて学部に入学することもあるんです。
小さい時から補習校(塾)に通い、ガンガン勉強しています。
学費に関して言えば、台湾は日本の比じゃない程に安いです。
教育部という政府機関が学費を決定しているので、どの大学でもほとんど同じような学費で通うことができます。平均で大体45万ほどと学費が安い(日本の半分くらい!)、返金不要の奨学金制度が日本よりも多い、さらに英語と中国語の両方を学べるという利点を考えると子供に台湾の大学進学もありだな。と真剣に思っちゃいました。
まあ本人が望めばの話ですが(笑)
言語の観点から言うと、台湾人は自分が学んでいる言語を使えるチャンスがあれば、とにかく練習(または言語を切り替えて話す)姿がとっても印象的です。
古い伝統市場などでは機会は少ないですが、街中でお買い物をしていても、例えば郵便局、コンビニ、駅、モスの店員さん、ビルの管理人さん、ふと通った通行人であっても、相手が中国語母語ではないと分かると、英語に切り替えて喋ってくれる人(おじちゃん、おばちゃんであっても!)の割合が日本よりも断然高いことに驚きます。
昨年台北の一部地域では小学校でも2言語教育が始まりました。
賛否両論あるようですが、これからどんな発展を見せるか楽しみです。
台湾のお部屋探しサイトは「591」
さて、これから台湾にお仕事、学業、ワーキングホリデーで長期間住む方もいるかもしれないので共有です。
「591」が台湾でお部屋探しのサイトです。
台湾ではなぜか数字だけのサイト名が多いのです…台湾で仕事探しは「104」なので、ちゃんとしたサイトです!怪しいものじゃないです(笑)
サイトを見る前に、台湾で部屋を借りるときの5か条、ご紹介したいと思います。
※個人的見解
・ゴミ回収の仕方を確認
・台北では学生街だからといって安いとは限らない
・台所は家賃が上がる条件の1つ
・洗濯機は98%部屋の外
・設備は別途大家さんと交渉も可
それぞれ紹介しています。
さらに、部屋を借りるときに一般的に使われる用語を紹介します。
駐在の方は自分で探して借りる場合と会社が契約している現地の不動産屋さん経由で探す場合があったりとまちまちだと思います、なので今回はあくまで自力で探す場合。
一般的には台湾では家具付きの物件が多いので、気分を変えたい、生活環境を変えたいなどで結構気軽に引っ越しをする人が多いそうです。
例えば、1つのアパートがあるとして、購入した部屋のオーナーが自由に値段、内装を変えて売り出します。仲介の不動産屋さんはありますが、管理会社と提携というよりは、各オーナーさんとの契約形態が多い。なのでオーナーの地位がとても高い傾向にあります。
台湾では、台北市内は家賃が高いので“家を買う”よりは“部屋を借りる”方が一般的ですが、
結婚となると家賃を払い続けるよりは郊外に移っても“家を買う”選択をする夫婦が比較的多いようです。
「591」使ってみる
住みたい地域、条件などを入れていきます。
サイトを見るときに出てくる中国語を羅列ですが載せていきます。
・部屋を借りる:租房子
・部屋を探す:找房子
・契約をする:簽合約
・部屋のオーナー:房東
・引っ越し:搬家
・引っ越し業車:搬家公司
部屋の種類
・自分の部屋に自分のトイレがついている部屋:套房
・学校の寮:宿舍
・アパート:公寓
・マンション:大樓
・一軒家:房子/屋子/房屋/透天厝(一戸建ての別名)
・オフィス:辦公室
・別荘:別墅
・3階建ての家:三層樓的房子
(台湾南部では3階建ての家多い)
・優良物件:「雅」の字がついている
各部屋の呼び名
台湾で広さは「坪」で表します。
日本でいう3LDKなどの部屋割りは「格局」
・部屋:房間
・玄関:玄關
・庭:庭院
・リビングルーム:客廳
・ダイニングルーム:飯廳
・マスターベッドルーム:臥房
・キッチン:廚房
・浴室:浴室
・トイレ:洗手間/廁所/サイトではよく「衛」と書かれます
・ベランダ:陽台
・収納:儲藏室
・仏壇:佛堂(台湾でよくある)
・車庫:停車位/車庫
設備の名前
(ある場合は「有〇〇」と書いてある)
・バスタブ:浴缸
・ガス:瓦斯
・給湯器:熱水器(この場合シャワーやお湯はガスではない)
・ネット:網路
・エレベーター:電梯
・階段:樓梯
・ペット可能:可養寵物
・MRT駅近:近捷運
・バス停近い:近公車
・短期レンタル可能:可短租(短期間のレンタルは結構嫌がられる)
・自然光が差し込む:光線好
・水道費・電気費・ガス費用含む:包水費、電費、瓦斯費
家具の名前
・ソファ:沙發
・机:桌子
・ダイニングテーブル:飯桌
・椅子:椅子
・靴箱:鞋櫃(櫃の字がついていれば扉付きの棚のこと)
・クローゼット:衣櫃
・本棚:書架(架は扉のない棚のこと)
・ベッド:床
家電の名前
・電子レンジ:微波爐
・オーブン:烤箱
・冷蔵庫:冰箱
・エアコン:冷氣
・テレビ:電視
・掃除機:吸塵器
・除湿機:除濕機
・ドライヤー:吹風機
・洗濯機/乾燥機:洗衣機/烘乾機
「音がうるさいものを室内に置いておきたくない」という台湾人の考えがあるので、基本的に洗濯機は外。そして室内干しです。
イメージするとわかるのですが、梅雨の時期や冬には洗濯物は乾きが最悪です。
その他用語
「房東提供」というものの中に、よく書いてある「第四台」
“テレビがついていて番組がたくさん見られますよ”ということだそうです。
その他条件に見られる「可開伙」これは、“部屋で調理ができる ”こと
そんな条件!?って感じですが、
確かに共働きでご飯は外で軽く食べる、お弁当を買って帰るという家庭が多いようなので、シングルや学生が住む物件にキッチンがない部屋も結構あります。
台湾で1番重視すべきはゴミ捨て関連
「大樓管理費」って何が含まれているかと言うと、
日本でマンションに住むと管理人さんが掃き掃除とかしてくれていますよね。
管理費の内容で台湾で大きく違うところって“ゴミ捨て”だそうです。
もともと日本のようにゴミ袋を外に置いていたらしいですが野良犬が荒らすことが問題となり、住民がゴミ収集車に直接捨てる今のスタイルになったそうです。
週5くらいの頻度で、夜(と言ってもエリアによって6時以降とかまちまち)同じ時間に外で待ってないといけないんです。
音楽が鳴って、ゴミ収集車が来たことを知らせます。そこへゴミを投げ入れて捨てます。
すごいストレス(?)というか慣れないし、動きに制限がかかりますよね。
学生さんやワーホリで自分で部屋を探すとなるとこのゴミ捨ての条件をまず確認したほうが良いかもしれません。
そのゴミ捨てのストレスを減らせるのが、マンション内にゴミステーションがある物件!
自分で外に捨てにいかなくて良いもので、そのゴミ捨てエリアを掃除してくれる人の人件費などを「管理費」から使っているそうです。
他にも日本人(主に駐在者)が住むにあたり…
外国に住むので台湾だけではないですが、セキュリティがしっかりしている場所がいいです。
台湾マンションのセキュリティといえば24時間のフロントのイメージですが、
一応駐在員などで台湾に来ている日本人は裕福というイメージが定着しているため、自宅配送などの配達員などもフロントを通過すればフロアでは自由。
出掛ける時の戸締りなどはしっかりとしましょう。