日本国内の旅行、そして海外へ出るとなると1番気になるトイレ事情。
日本のトイレが世界的に見ても綺麗すぎるために、海外に出るとお水飲む量とかかなり減りませんか?(笑)
清潔なのが当たり前なのですが、トイレですらお国柄出ますよね。
台湾のトイレ事情についてまとめつつ、語ってみたいと思います。
台湾のトイレ事情
外国人が日本旅行から帰国する際にウォシュレットをよく買っていくのはよく聞く話。
真実かはわかりませんが、トイレは都市伝説チックな話もちらほらあるのが面白いですよね。
中国のトイレは個室になっていない、とか。
ニューヨークの親たちは、便座に座らないでトイレを済ます方法を子供に教える、とか。
旅行で鍛えた(?)トイレあるあるで、トイレットペーパーを流さないのはあまり驚かないようになりました。
ヨーロッパの便座はそもそも高いから足が浮いた。
世界的にどこも横の人の足元が見える。
アジア圏で公衆トイレやショッピングモールのトイレに入るのにお金がかかった。
一部のアジア圏では水でお尻をきれいにするので、便座がべっちょべちょ。
トイレで扇風機が回っているところが多々ある。
トルコのウォシュレットは痛すぎた。
などなど珍事件もかなり多いです(笑)
台湾に旅行経験のある方は知っているかもしれませんが、
「トイレの紙は便器に流さないようにしよう」と聞いたことはありませんか?
日本にいると、紙流さないって?とイメージがつきにくいかもしれませんが、台北の中心部であっても流さないところがたくさんあります。
古い建物のリノベーションで観光スポットや文化スポットとして使っている施設は、トイレの配管が古いままなので、流せないところが多いんです。
施設だけではなく、学校やアパート、飲食店でもよくあります。
紙流していいかの確認方法は
紙を流すことで詰まってしまい故障の原因になり(男子トイレは見たことなので分かりませんが)使用済みのトイレットペーパーは、それぞれの個室トイレにゴミ箱が置いてあるのでそこへ捨てています。
備え付けの紙を使用した場合でも、ゴミ箱へ全て投げ入れます(意識していないと、すぐ便器に捨てそうになるので要注意です)
MRT駅や公共施設のトイレでは「流していいか確認」の張り紙が入口にあります。
表の1番上を見たらわかります。
トイレットペーパーは中国語で「衛生紙」
去入馬桶=便器に入れる が「可」となっていれば流して大丈夫です。
こんな張り紙も
店舗や施設などではこんなふうに、流していいのか張ってあるので確認できます。
1番簡単なのは「去入馬桶=便器に入れる」
ダメな場合は、「不可」がついています。
文章の頭に「請勿」この2文字がついていたら注意です。
「請勿=しないで下さい」
必ず文頭についているので、この言葉がついていたら便器に流さないようにします。
便器に紙を流すことを、「便器は紙を食べない」と擬人化して張り紙してくるところもあるのでなかなか手強い…とりあえず迷ったらゴミ箱! が正解です 。
紙の種類
紙の種類を少しご紹介します。
衛生紙=トイレットペーパー
台湾ではロール式じゃないものが一般家庭では浸透しています。
主人が赴任当時、家にトイレットペーパーホルダーが無いから、買ってきてと頼んできました。
工事のミスでは、と思っていたのですが台湾に着いて本当に無いのです。
IKEAへさっそく買いに走り、吸盤で取り付け、一件落着となりましたが…
台湾のスーパーで商品をみていて、はっ!これか!とトイレットペーパーホルダーの謎が解けたのですが、完全に見た目ティッシュのような紙がトイレットペーパーとして使われているんです。
我が家ではこのタイプはどうしても嫌なので、トイレには導入はしていません。
水に溶けやすいを売りにしているので、普通のティッシュとして使うには溶けすぎて逆に使いづらい事態になってしまいます。
でも、台湾では普通の箱ティッシュを手に入れる方が困難なので仕方なしです。
紙巾=キッチンペーパー
濕巾=ウェットティッシュ
生地の厚いもの、トイレットペーパー以外のものは日本でも便器には入れないでくださいと書いてあるので 、そこは同じ感覚で大丈夫そうですね。
紙以外のストッキングや、おむつ、衛生用品などももちろんダメです。
台湾で街中駆け込みトイレはどこへ?
旅行中にいろんな意味で気になるトイレ。
広範囲で言えば、台湾ではコンビニまたはMRT駅にトイレがあるので散策中に利用できます。日本と同じくコンビニでトイレありの店舗は、看板にトイレマークが付いています。
お店の人に声をかけたらベターかと思いますが、日本よりも接客はあっさりしているので(笑)特に何も言わずに、特に何も買わずにトイレだけを使っても全然OKです。
デパートは一般的にトイレは綺麗な方なので、用事がなくてもトイレとして利用してもいいかもしれません。
MRT駅のトイレは掃除を頻繁にしてくれるので使いやすく、改札に入らなくても使えるトイレが多いです。(改札の中にトイレがある場合は、駅員さんのいるブースでトイレに行きたいと言えば、改札を通るチップをくれます)
また、匂いがこもらないように扇風機が回っているところが多い。
そして台湾の公衆トイレはまだまだ「和式」が多め。
日本で和式便所ってほぼなくなったけど、小さいお子さんは和式の使い方がわからない子もいるかもしれないので教えたほうがいいと思います。
ウォシュレットが付いているところは、ほぼ無いです。
日系のトイレを取り入れているホテルや施設もあるのですが、この前自動でトイレの蓋が開いた時は、それを初めて見た外国人並にちょっと感動しました(笑)
日本みたいに自動で水が流れないので忘れずに!
あとこれです!
市場や地方では個室にトイレットペーパーが備わっていないところも多いです。
トイレの入り口付近に共有のトイレットペーパーがあるので、大体の量を自分で巻き取ってからトイレに入るか、自分のティッシュを用意しておくと便利です。
何度も言いますが…備え付けのゴミ箱に捨てることをお忘れなく!
台湾のトイレ事情は、日本人がぎょっとするほどの仰天な点はありませんが、やはりなんと言っても「紙は流さない」が基本かもしれません。
(ごめんなさい、大きい方をしても、例外ではありませんよ!( ; ; ))
トイレの時に使える中国語
世界的にどこでも女子トイレは比較的並びますね。
自分の前の人に「並んでますか?」と聞きたい場合、こんな風に聞いてみてください。
・並んでますか?:你排隊(ㄆㄞˊㄉㄨㄟˋ/paˊi duˋi)嗎?
この「排隊」はトイレの時だけではなく、
列を作るときにはATM、屋台、レストランなどどこでも使えます。
台湾ではどっち方向に列を作っていくかを「排隊1234」などと立て看板が置いてあるので、その順番で並べば大丈夫です。
では、自分がトイレに入っているときにコンコンとされたときの答え方
・入ってまーす:有人(ㄧㄡˇㄖㄣˊ/yoˇu reˊn)
この「有人」はある不特定“誰か”“ある人”を表すのに使えますよ。
・誰かがここに住んでるね:有人住這裡
・誰かが外で歌を歌ってるみたい:有一個人在外面唱歌
・おはよう、朝誰が電話してきたよ:早,早上有一個先生大電話給你
・カラオケ行きたい人いる?:有沒有人想去KTV 唱歌?
おまけ
トイレに入っている人があんまりにも長いとき、トイレ我慢中は時間が長く感じられますよね(笑)
・あー長いなあ:很久啊
・なんでこんなに長いの:好久耶
待つ時間が長くなればなるほど、使う副詞が変わるのがポイントなんです。
自分の気持ちから出る副詞:「好」が使われるあたりがなんとも生々しいけど、副詞の感覚を理解するのにぴったりだな、と思った私です。
https://www.mummy-mandarin.com/mandarin-chinese-keiyousi/308/