台湾:産後ケアセンター(月子中心) PR

台湾産後文化が羨ましい|月子中心(産後センター)で過ごすとある1日

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台湾で出産し、現在産褥期を台湾はじめ中華圏の文化である月子中心(産後ケアセンター)で過ごしています。

実態が分からぬままに飛び込んだ、月子で過ごす1日、こんな感じです。

坐月子

産褥期(だいたい産後1〜2ヶ月)に無理をすると、更年期がひどくなるといわれていて、せめて産後1ヶ月は安静にしたい時期。

その時期をセンターで過ごすことで、

・しっかりママが休める

・第三者の客観的(専門的)な目が入ることで安心できる

・子育てを楽しめる

こんないい流れができるんじゃないかなと感じています。

 

ママの完全な休養というのは、つまり親族以外の人に安心して子供を預けられる、ママが一人になり羽を伸ばす時間が取れるという事で、日本では想像つかないような環境ですよね。

基本的に

ベビーは、夜11時〜朝9時(それぞれの親が時間は決められる)までの間は基本的にベビールームに居てお世話をしてもらいます。

なので、例えば朝8時半にベビーが「お腹すいた!」と泣き出したら、ベビールームの方がミルクを与えてくれます。でも、9時10分に泣き出したら、「ママがあげる?私たちであげようか?」と電話が来ます。

そんな感じでお腹がすけば部屋に来て、ママが休みたいと思えばベビールームに連れて行って休憩。

産後ケアセンターは、それを自由に決められる環境なんです。

余裕が出てきたら、そのまま部屋で好きなだけベビーと過ごします。

 

…でもイメージつかないですよね。
とある1日夜からスタートして過ごし方を紹介していきます。

ある1日

夜中12時 搾乳

朝方4時 搾乳

夜23時〜8時までの間に4時間おきに2回、もしくは3回搾乳に起きます。
搾りたて母乳はベビールームへ預けにいきます。
そうすることで、市販の粉ミルクを使わずに自分の母乳を保存して、夜中に使ってもらえます。

8時 朝ごはん
ご飯を食べ終わると、最近寝汗がひどいのでシャワーを浴びて、その後気づいたら寝ています。

11時頃
ベビールームから電話。最初にお部屋に来る時に、体重と夜中の間の様子、その他連絡事項あり。
お部屋でベビーに授乳

今のところおっぱいを飲みながら寝落ちして3時間くらい寝てくれます。

11時半 寝ている間にお昼ご飯
大したことしてないのにご飯はしっかり食べられます…(笑)
ベビーの様子を伺いながら、ブログを書いたり、育児本を読んだり、YouTubeを見たり…自由に過ごす

13時頃
オムツを変えつつ、授乳

14時すぎ
お昼ご飯についていた甘味スープをおやつに食べる
そしてわたしも昼寝

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16時すぎ
授乳

17時半
夜ご飯
ベビーが寝てる間にご飯をかきこむ

18時
ベビーが起きるかヒヤヒヤしながらシャワーを急いで浴びる

19時すぎ
授乳

赤ちゃんって喉が渇くと、今まですやすや寝ていたのに急に起きるからすごい。

20時すぎ
旦那さんが仕事から帰ってきて、シャワー(コロナ対策で、外から帰ってきたらすぐにシャワーを浴びて、菌を落とす対策を)
旦那さん夜ご飯
ベビーを抱っこして、旦那さんが幸せタイム(?)に入る

22時〜23時
授乳。飲んではうんちしてをひたすら繰り返す

 

落ち着いたらベビールームへ。

 

時間は前後しますが、いつもこんな感じで進んでいきます。

台湾の産後事情

こんな風に1日を振り返ると、ベッドの住人となっている…

普段はじっと家にいるなんてできない性格だけど、センターに持ってきた物が限られているし、まあでもそれが産褥期なんだな、休みにきたのよ!と言い聞かせる…んです。

お昼すぎに看護師さんが血圧を測りにきますが、部屋にベビーを長く置いておかないでむしろベビールームに預けなよという雰囲気を出してくれます。

何度も言うようですが、それだけママの休養を1番に考えてくれます。

もちろん全員ではないけど、むしろ台湾では夫婦は生活費を稼ぐために働き、自分の親に面倒を見てもらうという、人に預けるとかお世話してもらうってことも日本よりもまだまだ普通の感覚なのかな〜と思います。

女性の産後休暇は56日しかない…

台北で暮らす若い夫婦は、1人目はママも産後すぐに復帰してバリバリ働き、2人目が生まれたら退職するそう。

それは、子供を預ける料金とママのお給料のバランスで、2人目になるとママが自分でお世話をした方が安いそうです。

そうじゃないと、とてもじゃないけど養えないというのがよく話にあがります。

そう言う背景から、子供を持たない夫婦もいるし、それよりも子供を養う代わりにワンコが登場する場合が多い(日本よりも溺愛度が尋常ではない…)

わたしは、家に帰るといよいよ旦那さんが仕事の日は、完全にワンオペになるので…

第三者が入ることでいろんな意味でいいクッションが入る気がするな〜と。

子育てに関する知識や考え方、育て方も本当にいろいろ。
台湾での子育て、まだまだ未熟ですが楽しんでいます。