この前、すごいなあと感心した話をひとつ。
予防接種に3歳の長男を連れていき、看護師さんが頑張ったご褒美に、と
駄菓子のピーチ味のラムネをくれたんです。
コーラとかサイダーとか空き缶型のプラケースに入ってるあれです、あれ。
最初は初めて食べるラムネに
「美味しい〜〜」と言ってたくさん食べていたものの、
しばらくすると
「ラムネもう要らない。ラムネを食べると気持ちが黒色になるんだ、
でもばばのりんご(おばあちゃんが送ってきてくれた函館のりんご)を食べると気持ちが黄色になるんだよ。」と言い始めました。
黒?黄色?なんの話?って思うかもしれないのですが、
実はこの話は絵本から来ています。
カラーモンスター きもちはなにいろ?
おすすめしてくれたのは、台湾にいるときに出会った同じマンションのママさん。
本当にいい教育を、といつも考えていて
子育てのこととかも、
話していてすごいなあ思うことばっかりで
色々と教えてくれたり、たくさんアドバイスをくれたりして尊敬しているママの1人です。
次男が生まれて、そろそろ帰国かもーみたいな話が上がっていたり
ちょっと環境の変化もあったりして
意地悪い態度を取ったり、次男に当たったりすることが増えた時期がありました。
おすすめしてもらい
子供に実際に見せて反応を見たかったので、ネットで買わず本屋さんで探すもなかなか売り切れで手に入らず、
いろんな本屋さんをはしごしてようやく手に入れたのですが
ハマりすぎ!(笑)
どんな本?
穏やか、嬉しい、悲しい、不安、怒りなどを
色に準えて見える化・言語化して整理しよう、という本です。
語彙が少なかったり、感情を自分でコントロールするのって大人でも難しいので
それを子供でも例えやすく、
気持ちごとに、1つひとつ整理する方法を教えてくれます。
親も諭しやすい
手が出ちゃった時に「こらああああああ!」と怒るのは簡単ですが、
例えば
「〇〇君は、叩かれて何色の気持ちになると思う?」
こんなふうに諭してみることもできるようになりました。
私が成長した?(笑)
まあ、それで一発で効くとは限らないですが。←ここが問題
でも、絵本を連日
もう〜それはそれは、毎日毎日読んでいるので
「青い気持ち(悲しくなる)」と答えてきます。
それでも、相手が悲しくなると理解はしているので
手が出てしまうけれども、
なんか感じ取ってはいるはずです。
シリーズもおすすめ
カラーモンスターのシリーズも実はおすすめ。
「カラーモンスター きもちのきゅうきゅうばこ」
この本は、頼まれた事が実は嫌だった、
じゃあ、その時どうやって気持ちを消化する?
解決する方法ってこんな方法があるよ。
さらに、嫌な気持ちにならないように、”いやだ”と断ることも大切だよ、と教えてくれます。
これは身をもってわかるのは、小学生くらいになってからかもしれませんが
嫌なことは断る勇気を、という切り口で入るのもいいかも。
「カラーモンスター がっこうへいく」
こちらは、我が子のタイミングではとってもよかったです。
カラーモンスターシリーズが好きになりすぎて、
ちょうど幼稚園へ入るタイミングだったこともあり購入。
親と離れてどこかに行くんだ..とある程度、理解しているような月齢がおすすめ。
学校って楽しいところよ、こんなことするんだよ〜と
ワクワク感が芽生えるかも。
一貫性がいい!
絵本シリーズでいいな、と思うのは
モンスターの色が時々の気持ち毎に変化していること。
例えば
モンスターが明日から学校へ行くのよ!と言われた時、
どんな所か、何をするのか全然わからなくて不安な気持ちになっているんです。
その描写で、モンスターは「くろ」でぐちゃぐちゃに塗られています。
でも、学校へ行き、
音楽やお絵かきの授業をして楽しくなってくると、
黄色や緑、落ち着いたきもちの色に変化していきます。
実際に、長男が幼稚園に行く前夜も「嫌だ〜!」と泣いていましたが
新しいところに行くのって、「黒色の気持ち」だよね〜
だけど、見学もしたし「ちょっと黄色の気持ちも混ざったりしてない?」って
代弁してみると
「確かにそんな気持ち」って気持ちを整理していました。
台湾の時のとんでもない拒否もなく、楽しそうにスタートが切れたのでよかったなと思っています。
年が近いきょうだいがいる子とか、3歳くらいのレベルアップしたイヤイヤ期の時にも
結構おすすめです〜!
クリスマスにもいいかも〜♡
下のリンクからチェックしてみてくださいねー!