日本への一時帰国を無事に終わらせて、台湾に戻ってきました。
これから2週間の防疫ホテル隔離と1週間の自宅健康観察を行います。
■日本入国についてはこちら↓
台湾入境前に手配すべきこと
・航空券の手配
・防疫ホテルの予約(予約確認書をコピーしておく)
・日本で実施するPCR検査の手配、予約
・台湾で使える携帯番号の準備(ない人は空港でSIMが購入できます。)
・入境検疫系統サイトで情報入力(出発前)
2021年10月現在、台湾へ入境する際は、居留証を持っていない外国籍の人は原則入境できません。それを踏まえて、必要な資料などがきちんとまとまっている以下のPDFがあるのでみてみてください。
restrictions-on-entering-taiwan_0913
日本国籍で、ARCを持ってる人はPDFページ1を参考にしてください。
防疫ホテルの予約
2021年6月25日に発表のプレスリリースで、自宅隔離が原則禁止とされました。
その件で、夫婦同室で子供の面倒を見ることも不可なのか?と、日台交流協会に問い合わせたら、夫婦同室は防疫ホテルに問い合わせてみてください、とのことでした。
何軒が問い合わせたら、ファミリールームがあるような比較的上ランクのホテルでは3人一部屋で泊まれるようです。
大人2人がそれぞれ部屋を取るより、親子3人の方が割安なのも嬉しいところです。
政府が案内している防疫ホテルのサイトでも良いのですが、ホテル名だけ書かれていていちいち調べるのが面倒なので、私はこちらのサイトで検索、予約しました。
https://www.mrhost.com.tw/index.html
政府が案内している防疫ホテル予約サイトもあります
https://taiwan.taiwanstay.net.tw/covhotel/
ホテル側に「赤ちゃん連れで、夫婦同室にしたい」と別途リクエストをすると返答が返ってきます。私が宿泊している台北シティホテルは、ベビーバス、お風呂で使える椅子(体を洗う時に使える椅子)、ベビーベッド、哺乳瓶除菌機を手配してくれました。
日本で行うPCR検査の予約
台湾に入境する際も、PCR検査の陰性証明が必要です。もちろん、赤ちゃんであっても1枚必要です。
日本入国時には陰性証明のフォーマット指定がありましたが、台湾は特になし。
搭乗予定の飛行機の発着予定時刻から3営業日以内に発行されたもの。
日本の検査よりは、時間的に余裕があります。
日本のどの病院で検査できるか?
ですが、厚生労働省のHPにまとまっています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-jihikensa_00001.html
日本を離れる前の滞在都市で行えるかみておくと良いですね!そして事前予約制だと思うので、予約をお忘れなく!
場所によって違うのかわかりませんが、私たちが受けた病院では一人3万円!
なかなかの額です…(泣)個人名ではクレジットカードが使えましたが、会社名宛だと現金のみと言われました。
出発前にやること
衛生福利部 入境検疫系統 こちらから全員分、情報入力を済ませます。
飛行機が台湾に到着する時刻から48時間以内に登録した情報が有効です。
子供の分は、同伴者として簡単に登録できました。
全て登録した後に、スクリーンショットをとり保存します。ここで、間違った情報を入力すると、台湾に到着したのち2分以内に受信するSMSが入手できませんので、慎重に。
座席番号が必要なので、航空会社の事前チェックインを利用して先に座席指定をしておくと当日カウンターで焦らなくて良いです。
チェックインをする際に、スクリーンショット画面を見せる必要があります。
その際、スクリーンショットの”検疫居所(Quarantine residence)”欄が赤くなっていると、搭乗不可と言われます。
台湾に到着したら
台湾に到着したら、データ通信を入れてSMSが来るのを待ちます。
URLから入っていくと、出発前に登録したデータを引っ張ってきているのか、入境許可証が作られています。
バーコードのついた最初のページ、次の宿泊先の書かれた表のページのスクリーンショットを人数分取ります。
今回私たちは松山空港に到着しました。
飛行機を出て、通路を歩いていると”台湾の電話番号あるか?””スクリーンショットを取ったか?”と声をかけてくれます。
あとは係員の指示に従って進んでいけばOKです。
到着後の流れ
・SMSを受信→証明書をスクリーンショットし保存
・パスポート、居留証、防疫ホテル予約書のコピー、PCR検査の陰性証明書を見せる
・セルフ検査キットを大人分受け取る
・空港内で唾液PCR検査(検査キット用に番号を付与されるので、間違えないように)
2cc必要、赤ちゃんも同様に唾液検査。
個室に入り、あやしながら30分ほど格闘して唾液を採取しました。
どうしても唾液摂取ができない場合は、空港の外に出た後にタクシーに乗って市内の病院に行き、検査を実施。そのまま待機しているタクシーで防疫ホテルへ向かうそうです。
アイスのスプーンを貰えますが、それでは採取できず、スポイトをもらいました。
・入国検査
・荷物をとり外へ出る
・防疫タクシーに乗って予約した防疫ホテルへ直行
防疫ホテルへ行くタクシーについて
日本で事前に予約する必要はありません。
空港のロビーに出ると、係の方が手際よく案内してくれます。
私たちの荷物がスーツケース大3、中2、小2だったので、荷物用のタクシーと私たちが乗るタクシーの2台手配されました。
タクシー手配用に書類を書き、スクリーンショットを保存した2枚目の書類を見ながら防疫ホテルの住所を記入します。
値段は、松山空港から、どんなに遠くても当日払う分は1000元でOKなようです。
子供の唾液採取に時間を要したものの、到着して外に出るまでかかった時間は1時間。大人だけであれば、30分ほどでタクシーに乗れると思います。
日本のように歩き回って書類を確認、確認、確認、の状況と比べると、案外あっさり出られたな、と拍子抜けするほど。
防疫ホテルでの隔離状況、隔離中の内容は別途あげようと思います。