「今朝起きれなかったんだよなあ」
「こんなに沢山頼んで食べきれるかな?」
「もうお腹パンパン、食べれない」
こんな会話ってよくされますよね。
何気なく使われる会話、中国語に変換すると結果補語のパターン化で使いまわしているんです!
4つのパターンを覚えちゃうと「この動詞もそうなの?!」って思うことが多いです。
✔︎とっつきにくい結果補語の基本パターン
✔︎「看」を使って日本語訳でイメージ
まずは基本形で見ていきます!
結果補語
中国語の結果補語文法、ある行動をまずは2分類
①まだやっていない事:Potential form
②やった結果:Actual form
①②それぞれのタイミングで、文法は肯定と否定のそれぞれ2種類。
なので合計4パターン
結果補語とは?
その語自体に
それぞれ「手に入れる」「達成する」「余裕がある」などの“やった結果がどうか?”という意味を持つ語のこと。
結果補語の種類は方向語、形容詞または動詞があり、
動詞の後ろに置かれることで、結果補語の文法になります。
基本の4パターン
①まだやっていない事の肯定文 (能不能?)
行動が“出来るか?出来ないか?”可能かどうかの話。
:動詞+「得」+RE
①まだやっていない事の否定文
:動詞+「不」+RE
②やった結果の肯定文
やってみてどうだったか、の事実。
「了」は一般的な完了の文型を作るのと同じと考えると覚えやすい!
:動詞+RE+「了」
②やった結果の否定文
:「沒」+動詞+RE
「看」でイメージ作り!
頭の中で整理する時、こんな例文でイメージしたら分かりやすかったです!
結果補語のパターンと、日本語訳を合わせて読んでみてください〜!
頻繁に見聞きするであろう、「RE:到」を使います。
「看」:みる
〈①肯定〉:動詞+「得」+RE →看得到
彼女が人混みで、「おーい、私見える〜?」と彼氏に聞いてます。
〈①否定〉:動詞+「不」+RE→看不到
彼女背が低いからな〜「見えない(だろう)」
〈②肯定〉:動詞+RE+「了」→看到了
人がさっといなくなって彼氏が「お、見えた見えた!」
〈②否定〉:「沒」+動詞+RE→沒看到
人違いだったようで彼氏が「あれ?まだ見てない」
たとえばもう一つ例を…
動詞:關
結果補語:しっかり閉めるという意味を表す「上」
この2つを使って、4つの結果補語パターンを作ります。
①まだやっていない事
〈肯定〉:動詞+「得」+RE
・しっかり閉められる:關得上
〈否定〉:動詞+「不」+RE
・しっかり閉められない:關不上
②やった結果
〈肯定〉:動詞+RE+「了」
・しっかり閉まった:關上了
〈否定〉:「沒」+動詞+RE
・しっかり閉まってない:沒關上
行動をする前後で「沒」「不」を使い分けるのは、否定形の基本の考え方から使い分けされています。
こうやってイメージすると、結構わかりやすいですよね。
次回はよく使われる結果補語を見ていこうと思います!