例えばお仕事や学校で台湾にきている場合、話しの取っ掛かりは“何してるの?”“なんで台湾に来たの?”“中国語勉強してどれくらい?”こんなところですよね。
社会人同士の会話であればなおさら“私こんな仕事してます”という自己紹介はつきもの。
また、台湾では1度退職して専門課程や大学院に行き直す人も多いようで“何になりたいの?”という話をする機会も実は日本よりも多い気がします。
“こんな仕事をしている者です” や“職業は何々です” と言いたい場合、中国語ではどう言えばいいでしょうか?
「なりたい」
〜になりたい:「當(ㄉㄤ/dang )(動詞)」
・中国語の先生になりたいです:我想要當中文老師
職業だけではなくて、例えば色々な「なりたいもの」に使えます。
ママになりたい、昇進して部長になりたい、性格的に良い人になりたい、鬼ごっこしてる時に「鬼になりたい人〜!」なんかも「當」が使えます。
・ママになりたい:我想當媽媽
・モデルになりたい:我想當模特兒
・社長になりたい:我想當老闆
また、“〜として働いたことがあります ”というフレーズでも「當」が使えます。
・アシスタントをしていました(アシスタントになったことがあります):我當過語言助教
お仕事一般の中国語
仕事を探していることは中国語で「找工作(ㄓㄠˇ ㄍㄨㄥ ㄗㄨㄛˋ/zhaˇo gong zuoˋ)」
台湾では初対面でも給料や仕事の内容、家族のことなど結構深掘りして聞いてくるので(台湾人の中ではそういう話をすることで打ち解けようとしている)
うわ!と驚かないでくださいね(笑)
・お仕事何してるんですか?:你做什麼工作?
・アルバイトしています:我打工
・お給料:薪水
・給料を払う:發薪水
・この仕事の給料は高い(低い):這份工作的薪水很高(低)
自己紹介してみる
代表的な職業をちょっとご紹介。
自己紹介の時に職業がそのまま言える場合はこんな風に言えます。
・私は〇〇です:我是〇〇
私=〇〇の職業(警察、建築家、教師…)という名詞同士がイコールの関係になるので「是」が使われます。
弁護士:律師
シェフ:廚師
看護師:護士小姐/護理師
医者:醫生
警察官:警察
歌手:歌手
アイドル:偶像
エンジニア:工程師
ジャーナリスト:記者
教師:老師
教授:教授
パイロット:機長
サラリーマン:上班族
建築士:建築師
学生:學生
やんわりと職業を伝える
やんわり言いたい、そんな時ありますよね。
〜してる者です:動詞+目的語+的(人)
例えば日本では“お仕事何されてるんですか?” “私はこんなことしてます”“〇〇関係の仕事です”など、こんな風にあまりはっきりと職業を言わない場合もありますよね。
そんなときは中国語でこんな風に言うこともできます。
ちょっと謙遜した感じの表現になります。
・車を売っています:賣車的
・(教科を)教えています:教書的
・歌っています:唱歌的
・飛行機を操縦しています:開飛機的
・商売をしています:做生意的
・時計を売っている:賣錶的
・料理をする人です:做菜的
会社名や場所をダイレクトに使う
会社名や場所で言いたい場合はこんなふうに。
どこどこで働いてます:我在〇〇工作
「動詞+在+場所(PW )+動詞+目的語」
在=atの形で場所を言及できます。
・農場で働いています:我在農場工作
・空港で働いています:我在機場工作
・トヨタで働いています:我在豐田工作
・語学センターで働いています:我在語言中心工作
自己紹介や経験を語るのって難しいですが、意外と聞かれることって同じようなことなので覚えちゃうのも手ですよね。