出産前に準備したかった物。
おうちモンテ
それは、おうちモンテ(お家でモンテッソーリ教育)導入グッズ!といっても、“できる範囲で、気張りすぎず”が重要かなと思うので生後0歳から使うといいと言われる視力を鍛えるモビール4種類から準備してみました。
台湾でも数年前からモンテッソーリ教育(蒙特梭利教學)が流行ってきているという話を聞いたこともあります。台湾では、幼稚園お受験などはまだ無いようですが、一部の地域の小学校で2言語学習が義務化されたこと、補修校へ通って夜遅くまで勉強していたり…と高学歴社会へ一直線な感じもありますが、最近では五感を鍛えるようなユニークな幼稚園も増えて来て人気になっているんだとか。
モンテッソーリ教育をよくよく調べていくと、親や周りの大人の寄り添い方が難しいな、と感じます。忙しく生活していると大人がやっちゃうことが多いですが、「今何かをやろうとしているのかな?」とまずは3分だけ子供を眺める時間を作ることから始めています。
0歳からのモビール
玩具を買い揃えるのは家のスペース、お財布事情、検索力事情などあり…
手探り感満載、ちょっと気が抜けて雑な点満載だけど、自分が与えるもので何かの能力を伸ばせるきっかけが作れるならいいな〜、今後の可能性も広がったりするかもと思って作ってみました。最初は既製品のメリーを用意して見せたら楽しめるかな、と思っていたのですが、よくよく調べると同じ色、形、または音が永遠と続くと赤ちゃんは飽きてしまうらしいのです。
さらには、自動で回るものに最初は目が追いつかないのだとか。
風でひらひら〜きらきら〜、くらいのモビールが1番自然体かなと思ったのも作ってみよう!というきっかけです。
0ヶ月〜 ムナリモビール
生後すぐは視力もぼんやりしています。
白と黒(またはグレー)の2色で、コントラストがはっきりした大きい図で物を目で追う力を育てます。赤ちゃんから角度45度、目の高さから30センチくらいにさげるといいようです。
台湾の子供手帳(日本でいう母子手帳)にも「黒白のカードを見せるといい」と明記がありびっくり。私が産後宿泊した産後ケアセンター:月子中心(ユエズ)で使われていたベビーコットにも両側に黒白のカードがついていました。
2ヶ月ごろ〜 八面体モビール
色の識別も出来るようになるようなので、色の三原色(赤青黄)を使用。
立体への興味も導入します。
台湾の雑貨屋さんで見つけた折り紙で作りましたが、角が合わない〜!しかも八面体の折り方が難しかったので、ダイヤに…ダイヤも一応八面だからいいか(笑)
力技と程よい妥協で、まあ良しとしました。
3ヶ月ごろ〜 ゴッビモビール
同系色(何色でもOK)の球体で、微妙な色のグラデーションを識別します。
今回は青系にしましたが、赤ちゃんは赤色に敏感に反応すると後でわかり、赤にしてもよかったな、と下調べの弱さが(笑)
白い発泡スチロールの球(直径6センチ)の真ん中に1センチくらいの穴を開け、そこに刺繍糸をひたすらに巻いていきます。針には入らなかったので、ヘアピンでやりました!ギュッと締めて巻いていくと綺麗な見た目になります。
今回はそれぞれ刺繍糸を3本使いましたが、隙間なく十分埋めるには4本使った方が良さそうです。
一個完成するのに大体1時間弱。巻いたあとツヤっとするのを期待してましたが、刺繍糸だとあんまりかな(笑)これなら太い毛糸でも良かったかも…?
台湾での購入場所を明記しておきます。
白い球:金興發生活百貨 南西門市 4個/35元
刺繍糸:迪化街永樂市場近くの延平北路二段36巷で刺繍糸の取り揃えが豊富なお店 1本/20元
ダンサーモビール
風でひらひらと動くような薄い紙で作ると良いそう。
我が家はキラキラと黒のダブル効果(?)にしてみました。赤ちゃんがものを見る力がついて、うまく目で追えるようになったら吊るす位置を上げていきます。顔の真上よりも頭側に吊るすと、首座りも良くなるようです。
旦那さんにこのダンサーモビールが完成した写真を送ったら、オリンピック始まりそうだね、とナイスなコメント(笑)
我が家は食卓のテーブルに貼りつけてぶら下げていました。
息子くんにはかなり好評だったようで、扇風機の風にひらひら動くモビールでキャッキャと笑ってくれ、作った甲斐がありました。
玩具をアップデート
今息子くんは6ヶ月目前です。
腕の力もついてきて、ずり這いも始まりました。仰向け練習をしていた頃が嘘のように基本姿勢が肘をついて上半身を上げるように。
今まで置いていたおもちゃをモンテッソーリを意識してアップデートしてみました。
絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせは1ヶ月の頃からやっています。
最近では好みの本が何となくあるようなので、それを小さな本棚に並べることにしました。
本当はモンテッソーリ的に考えると“よりリアルな絵”がある絵本のようがいいようですが…
手触りや色がはっきりしたもので視覚的に刺激しています。
絵本の読み聞かせは、0歳から行って早すぎることはないそうです。
生後6ヶ月までは特に言語脳のゴールデンエイジと呼ばれ、どんな音も聞き分けられると言われています。
聞こえてないかも、反応がなくて何をしたらいいかわからない、そんなママ、パパも絵本を通して赤ちゃんとの最初のスキンシップが取れるので絵本の読み聞かせは最適です。
出産祝いや赤ちゃんの刺激を促すきっかけをなる絵本をプレゼント、というアイデアもとてもいいと思います。
車輪がついたおもちゃ
車輪がついていることで、息子くんの手が当たると勝手に走ってくれる優れものです(笑)そしてずり這いが始まったので、まだ持ってコロコロ遊ぶことはできませんが、目の前にあるおもちゃを目掛けて全身を使って掴みに行きます。
お下がりなので年季が入っていますが、味わいがあっていい感じです♡
鏡を装着
モンテッソーリ的鏡の効果は、他者と自分との識別。表情が豊かになるなどがあります。
自宅に帰ってきた1ヶ月の時からベビーベッドにIKEAの鏡(LÖNSÅS ロンスオース)を貼り付けていました。
視力ははっきりしていないもののジーッと見つめていたように思います。
鏡自体は角があり厚みもあったので四隅を紙でガードして付けていたのですが、成長につれベッドの上で回転していたり(笑)、手足が器用になってきたので危険を察知し撤去。
今は子供用の鏡として販売されている(DRÖMMARE ドロッマーレ)に変更しました。我が家は賃貸の壁は貼り付け不可です。そこで激突防止でプレイマットを壁に沿わせて立てています。軽量かつ、角が丸みがあるので触っても危なくありません。
モンテッソーリとは別かもしれませんが、親自身がいろんな人と交流し、いろんな場所に連れて行き毎日の生活の刺激から将来何かにつながるといいなあ、と願いながら…
自分ができないことは子供にも無理はさせず、自然体で生活力を身につけてくれるといいな。
非常にゆる〜いおうちモンテです。
https://www.mummy-mandarin.com/outimonte-busyboard/2703/