今日、友達へのギフトを見に出かけたのですが…
こんなこともあって、あんなこともあって、大変だったよお〜なんて台湾人と話していたら
「完蛋了」と言われました。「蛋」は卵の意味。
おそらくテキストには出てこないと思うのですが、どんな意味かわかるでしょうか?
そんな日常的にさっと使える超常用スラング5選、中国語のネット用語数字版をお伝えします!
「まじで!?」
「マジで」を言わない日はないですよね。これは中国語でも超頻出です。
台湾でよく使われるの3つ。
「マジで?」の言葉の裏には、マジかよ!それ本当?などの色んな意味が実は含まれていると思うのですが、中国語でも使い分けできます。
日本語のコメントはご参考までに…(笑)
・真的!(ㄓㄣ ㄉㄜ˙/zhen de):うわ、まじで?そうなの〜!
・真的嗎?(ㄓㄣ ㄉㄜ˙ ㄇㄚ˙/zhen de ma):(相手に聞き返したい)それ本当?!
・真的假的 (ㄓㄣ ㄉㄜ˙ ㄐㄧㄚˇ ㄉㄜ˙/zhen de jiaˇ de):まじか!信じられない!すげ〜!
略して「真假!」という場合もあります。
「真」は漢字の意味では「真実」
「假」は漢字の意味では「うそ、偽物」
日常的に使うのは「真的」が多い気がします。
自分が単純に驚いた時やへえーそうなんだ!と言う合いの手の要素が強いです。
「真的嗎?」と言うのは相手に“え、それ本当なの?”と聞きたいときに使います。
「真的假的」は文字通り「本当か、うそか」という相反する言葉を並べているので結果的に日本語のまじで?!と近い用法になります。
若い子や女の子がちょっとテンション高めに使っているようなイメージ。台中エリアに行くとやたらと出現するのが「真的假的」、人気のようです。
「あ、そういえば!」
話を変える時に使う言葉。
連絡が少し途切れた後、何か急に思い出した時などに「あ、そういえばさあ!」と話題を変えるときありますよね。
・對了(ㄉㄨㄟˋ ㄌㄜ˙/duiˋ le˙)
確認を込めて「ちなみに」と言いいたい時はこんな風に言えます。
・是說(ㄕˋ ㄕㄨㄛ/shiˋ shuo)
・あ、そういえば、明日来れる?:對了,明天你會不會來?
「でしょ?」「しよう!」
「〜でしょ!?」と何か確信を持っている状態で相手に聞く時、
「〜しようよ!」と、誰かを誘うときに使える「吧」
例えば自分で“これは絶対美味しい”と自信がある料理を作った日のこと。
旦那さんに食べてもらった時「美味しいでしょ?美味しいよね!」と聞くイメージで、自分が何かしらの確信があるときにこの「吧」が現れます。
形容詞+吧:でしょ!
・美味しいでしょう?:好吃吧?
・だよね?:對吧?
・日本で楽しく遊んでるでしょうね!:你在日本玩得好吧
ちなみに「好吧」の使い方は少し注意が必要です。
トーンを柔らかめに言えば「いいよいいよ、OK〜!」
少し短く語尾を下げる感じで言ってしまうと「ふーん、まあいいけど」
“仕方なし感”が出て、自分の意に反して違った印象を与えてしまう可能性があります。
主語+動詞+吧! :~しましょう
台湾人と中国語で「いただきます」にあたる言葉は何かという話になったときに1番当てはまるのがありました。
・いただきます:開動吧!
・さあ食べよう:吃飯吧!
これは何人かでご飯を食べている状況なのですが、1つ目は直訳すると「さあ動け〜!」みたいな感じで軍隊ぽいですが、さあ食べよう!という感じです。
台湾人は日本人以上に写真を撮るのが好きなので、おしゃれなお店に行った時は先に食べていい?と一言聞いてみるといいかもしれません。
全部揃ってから食べると言う人も結構多い…(笑)
・私たち先に行ってるね:我們先走吧
・一緒に行こうよ:我們一起去吧
・一緒に写真撮ろう:我們一起拍照吧!
「終わった(チーン)」
宿題やってなかった!もう終わったわ…みたいな状況ありませんか?この終わった!はそのまま中国語に出来ます。
・死定了(ㄙˇ ㄉㄧㄥˋ ㄌㄜ˙/siˇ diˋng le)
・完了(ㄨㄢˊㄌㄜ˙/waˊn le)
・完(蛋)了
・10時に帰って来なさいって言われてたのに、12時になっちゃった、もう終わったわ:我媽媽叫我10點回家,現在12點了,我死定了
・テストが良く出来なかった、もう終わった:考試,我考得真不好,我完了
・え、今日テスト?終わった…:咦,今天要考試?我完了
冒頭で、台湾人に言われた「完蛋了」は「大変だったね、おわりだね〜」というコメントをしてくれたんですね。
OMG!
どちらも空見上げてる感じ、イメージ湧きますか?(笑)
・(我的)天哪(ㄨㄛˇ ㄉㄜ˙ ㄊㄧㄢ ㄋㄚ˙/woˇ de˙ tian na )
・(我的)媽呀(ㄨㄛˇ ㄉㄜ˙ ㄇㄚ ㄧㄚ/woˇ de˙ ma ya)
・OMG!私ってなんてバカなの!:天哪!我怎麼著嗎糊塗?
・OMG!超かっこいいじゃん!:天哪!超酷耶〜!
まるで暗号?数字の表し方
ご存知の方もいるかもしれませんが、下の図は台湾でどういう意味を表していると思いますか?
相手の言葉が聞き取れない状況で、何も知らずにこの形の手で手をふるふるされたら…
電話して?
電話だよ〜?
挨拶?
….アロハ???
わかりませんでした。
台湾人は1〜9の数字を全部片手で片付けるのですが、これは単純に数字の「6」を表しています。漢字の「六」に似ているという説も。
6人、6時、6こ、日常的にみんな使います。
「7」は親指、人差し指を立てる
「8」は親指、人差し指、中指を立てる(これ韓国人は「3」らしいです)
ちなみに「10」は人差し指を「十」このように合わせたり「x」とクロスしたりします。「x」を見せられた時は、“何がダメなんだろう?”と最初は頭にハテナが飛び出しました(笑)
ネット用語数字編
台湾でも無料通話アプリのLINEは必須ともいえるコミュニケーション手段で、台湾版のLINEスタンプもたくさんあります。
ネットスラングとも言える数字を使った暗号
みなさん、わかりますか?
「88」
これは「バイバイ」
台湾では日本よりも敬語があまりないのでお客さんを見送る挨拶も結構ラフ。
目上の人にもバイバ〜イと言って見送るお店もあります。
「5555」
こちらは「ううう…」と悲しい気持ち。
中国語で「5」を「ウー」と発音するので使われています。
つまり、こんな感じ↓
(T _T)
「233」
番外編で、こちらは中国大陸で使用されるスラング
日本でいうニコニコ動画のようなライブ配信から流行った言葉らしいのですが、
中国の掲示板で「笑」を意味する絵文字の番号が233番だったのでそのまま笑いを意味しているらしいです。
大爆笑は2333333333
台湾では普通に「哈」や3回続けて「哈哈哈」=「ハハハ」が多いです。
台湾人は、感嘆する表現は1回、3回あるいは5回がなぜか定番
つまり、これだな
wwwwwwwwwww
「666」
こちらも中国大陸のみ、ネットゲームで相手がいい動きをした際に666666で「いいね!」などと褒めるらしいです。
6の発音と似たような言葉の意味からきているようです。
中国語に限らず、会話はスピード感があると盛り上がりますよね。
超頻出スラング、ぜひ使ってみてくださいね!