台湾の大型スーパー(フランス系のカルフールと台湾ローカルのRTマート)ではグラム幾らという値段設定の野菜は、欲しい分だけを取って「計量エリア」で係の方に計ってもらい、値段シールを貼らなければいけません。
例えば、カルフールで売られているこのバナナ
木から切ってきましたという状態で置いてあります。
流石にこんなに要らないなと思い、頑張って数本もぎろうとしたら、到底手ではちぎれないくらい幹(?)の部分が硬いんです!
すると、おばさんがあそこへ行きな!と教えてくれました。
4本欲しいと伝えると、右が左、どちらから4本か?と。
こだわるね〜と思いながら、左から!と伝えるとミニ斧でスパンと切ってくれました。
少し脱線しますが、日本のスーパーではフィリピン産などが多いイメージですが、台湾のバナナって本当にもっちりしていておいしいです。
台湾に旅行に来る際は、マンゴーに目が行きがちですが…
実は身近なバナナも普段食べているものと食べ比べてほしいです。
さて、重さを計ってシールを貼ってもらい、これで完了。
個数、パック売りではなく、重さで購入する場合はこの作業が必要です。
さて、台湾ではフルーツが年中手に入るので、お菓子よりもフルーツを食べるというなんとも贅沢ができるのですが、どんな時期でも甘くておいしい旬のフルーツを食べたいですよね。
市場では今では感じにくくなった“食べ物の旬”をまだまだ感じられます。
ようやく寒い時期になって出始めてきたこのフルーツ、なんだと思いますか?
青リンゴだとばかり思っていたけど、違いました!
インドナツメというフルーツで、梨好きには絶対おすすめのもの。
漢方茶などでよく見かける赤い小粒のシュワクチャになっているものとは、別品種です。
せっかく台湾に来たなら、必ず食べて欲しいフルーツ。
スーパーでもいいけれどせっかくならとれたての食材が並ぶ市場を覗いてみましょう。
と言っても、市場の雰囲気は活気があって(ありすぎて…!)ちょっと雰囲気にのまれます。
話すのもなかなか難しいところですが、大丈夫です。
この言葉を見たら、甘いフルーツが一目瞭然
まず、甘いを意味する「甜 」という文字
そして、「包甜」という言葉
お店の人が甘いと自信を持っておすすめするものに書きます。
太鼓判ってことですね。
これならフルーツ屋さんでも、市場でも買える気がしませんか?
先ほど紹介したインドナツメ
品種改良された1番おいしい品種がこの「蜜棗」です。
一番市場に出回る時期でも、1斤(600g)=59元(200円くらい)と少々お高めですが、シャキッとみずみずしく、後味は爽やかです。
真ん中に梅干しのような種があるのですが、りんごみたいに芯がないので食べやすさも◎
さらに最高なのは、リン、カリウム、鉄、その他にもビタミンC、B 1、B2など栄養素がたっぷり。
日本への持ち出しが面倒なフルーツ、今なら本場の台湾ナツメを日本で楽しめる!
台湾ロスの方、必見です♡