台湾では旧暦を今でも採用しているので、2022年は2月1日が旧暦の新年。
台湾のカレンダーでは旧暦の日付がきちんと入っていて、大晦日を「除夕」、新年は「春節」、新年以降の5日までを「初2・3・4・5」と呼びます。
街中ではやっとクリスマスの雰囲気が落ち着いてきて、台湾人の年の瀬感が感じられるようになってきました。
一応1月1日の西暦でもカウントダウンのイベントがあるので、ダブルで楽しめるのはいいところです!
お正月の前後で“お正月休み”となるのですが、今年はなんと9連休!
実家、田舎で親族と集まるが習慣なので、このお正月休みの期間は台北から人、バイクの音、交通渋滞がなくなると言われています。
実際に本当に無くなります(笑)
「年賀大街」
台北では、新年用のお買い物は台北最大の問屋街の迪化街で「年賀大街」と言われる特別市が開かれます。
今年の開催期間は、2022年1月15日〜30日までの2週間。
大勢の人で賑わうことが予想されますが、今年はコロナの影響で「密」を避けるために臨時店舗は少なく、さらに年賀の購入はネット通販(蝦皮)とのコラボを予定しています。
年賀の販売会場はこちら⇨https://shopee.tw/m/taipeicny2022
迪化街は台北市西側にあり、漢方、カラスミ、お菓子、雑貨、服飾製品などとにかくなんでも揃う古くから商業の街として発展したエリアです。
建物こそいろんな時代の古い建物が混ざり合って建っていますが、内装や店構えはいつも新しくおしゃれにアップデートされて、台湾に住んでいてもたまにぶらつくと新しい発見があり楽しい場所です。
年賀大街の期間はもちろん人でごった返し、ぎゅうぎゅうになりながらも年末の気分を味わえる一種のお祭りです(笑)
お正月はこれが欠かせない!
お正月に欠かせないお菓子やナッツなどのおつまみを販売するお店がちらほら。
お菓子の種類は50〜100くらいあるのかな?
自分の好きなお菓子を探すの、楽しそうですよね♡
台湾のお年玉は真っ赤が一般的!
日本の白いお年玉袋は縁起が悪いので、お正月は赤色を買いましょう!
なんと独身であれば、何歳であってもお年玉がもらえるそうです(え!欲しかった!)
年越しの際にお年玉を渡し、親の長寿を願って子供たちは頑張って夜更かしして起きているんだそうです。
また新年は、下着まで新しいものを買いそろえ、家族一同赤い服を着て新年を祝います。
中華圏で赤と金色が象徴されるのは、実はこんな謂れがあるそうで…
古く伝わる 年獣 という話からきていて、年に一度やってくる怪獣が赤色、キラキラ光る金色を嫌い追い払うことができたそうで、この時期は街中が赤や金に包まれます。
パイナップルのことを台湾語でオンライ(旺來)と言い、財、幸福などおめでたい言葉に通じるため、台湾名物のパイナップルケーキはつまり縁起物としてもお土産には持ってこいなんです!
近くの授乳室情報
迪化街は観光にはもってこいなのですが、やはり個人商店が多いので授乳室などのサービスがなかなかありません。
台北駅、北門駅あたりまで出れば確実なのですが、近くのカルフールで授乳室が借りられるので情報共有です。
B1のサービスセンターで授乳室を借りたいと申し出れば、鍵を開けてくれます。
2週間限定のイベント、ぜひ時間のある時に行ってみてくださいね!