暖かいメッセージをくださった皆様、本当にありがとうございました。
2023年2月21日、無事に男の子を出産しました。
3泊4日で入院し、今は月子(産後ケアセンター)に移動して過ごしています。
記憶が新しいうちに、出産レポを残したいと思います。。
前回とは違うクリニックで出産。
かなり分娩までは順調で、体力もあり分娩中、上の子と話したりする余裕も残っていて、
出産が記憶に残るいい思い出になりました。
出産について大きなポイントは
✔︎なでしこ、最高じゃん!
✔︎超高速分娩!12分ですっぽん
✔︎打って変わって悩んだのは無痛分娩のリスクである頭痛
✔︎上の子のケア
少々お付き合いくださいませ♡
いざ病院へ!
計画無痛なので、この日!と決めて病院に子を産みに行くのって不思議な感じですが、入院セットを抱えて病院へ。
なでしこで今回通訳を頼んでいたのですが、医療知識もそれ以外の雑務や台湾の出産制度の話も幅広く知識豊富で。
本当に選んでよかったと思いました。
✔︎とにかくどんどん進める
✔︎点滴、膣剤、促進剤、薬系を投与した際、その後30分ほど落ち着かせるため動けない
✔︎基本的に寝たきりで胎児モニターをお腹に巻いたまま過ごす
✔︎トイレに行ってからベッドへ!←2時間半貼り付けでした
✔︎自分のリップや飲み水はベッドに手の届くところに配置すべし!
9:00a.m.〜 入院同意書などを確認
9:45a.m.〜 病室へ移動
病院着に着替え、ベッドに入る
入院セットは無料でもらえました↓
出産に向けて
なでしこでは、陣痛待ちの間、iPadを支給されます。
胎児モニターと、子宮収縮の様子が常にタブレットで目視できるんです。
子宮収縮の波が定期的に細かくなっていくのが見えて、陣痛が近づくのがなんとなくわかります。
10:00a.m.〜 点滴を腕にセット
30分胎児モニターと点滴を行い、膣剤を投与し軟化を促進!
10:30a.m.〜 膣材が安定したら麻酔科医の先生がやってきて颯爽と背中に麻酔の管を入れる
⇨ベッドをぐーっと上げると急に頭痛が出てきて、生理食塩水の点滴を投与し様子を見る
10:50a.m.〜 再び膣剤を投与
11:30a.m.〜 促進剤を8c.c./1時間のペースで投与開始
この辺で一度目の麻酔を投与
胎児の心拍が揺れて私は酸素を鼻にイン!
12:25p.m.〜 モニターを一度とって、自由時間
トイレやご飯、余裕があればバランスボールで陣痛を促進させる
バランスボールなんてやってられますかい!って内心強く突っ込んでましたが(笑)
分娩までドドドドと…
今回しきりに言われたのは、2人目の分娩は早まる傾向にあるので
少しでも生理痛のような鈍い痛みがあれば
無痛用の麻酔を入れましょうとのことでした。
というわけで
1:40p.m.〜 子宮口4センチ 看護師さんが人工破水させる
抗生剤を飲んで、2回目の麻酔を投与
2:30p.m.〜 子宮口6センチ
3:00p.m.〜 3回目の麻酔投与 子宮口10センチ
旦那さん、さらには上の子も分娩室に入れると聞いて急いで服を着る。
息子くんは帽子やガウンも嫌がったのに、「着ないとお母さんと一緒に入れないんだ」と説明するときちんとつけてくれたようです。
えらい…
分娩室へ!
おー!もういいよ!母になるよ!みたいな掛け声と共に分娩室へ移動。
日本だとわからないんですが、病室から普通のロビーみたいなところ通って分娩室に入るのがちょっと笑えるというか(笑)
みんなに見られながら?見送られながら?分娩室へベッドで運ばれていきます。
ちょうどこの写真、左の扉から右へツーっと運ばれていきます。
3:15p.m.〜 分娩室へ、2、3回いきむ!
まさかの上の子も赤ちゃんが出てくる瞬間も全部見て、
写真もムービーもバンバン撮ってこれまた台湾らしい分娩になりました。
旦那さんに写真写真〜って記念写真をお願いする余裕までありました(笑)
3:27p.m. 息子誕生!
通訳さんがムービーを撮ってくれて、旦那さんは臍の緒を切りました。
産後の処置を実施。
4:00p.m. 病室へ戻る
え?この子胸の上のまま?!
処置が終わり、小綺麗になった息子は私の胸の上にきてくれました。
これは全くの予想外で、カンガルーケアを実施!
上の子の時は、自然無痛分娩→産後の処置→赤ちゃんと対面→麻酔管を抜く→部屋に戻る
って感じだったので、対面して抱っことかもしてませんでした。
というわけで、今回「え!今?抱っこ?すごい!」ってなり4人での記念撮影も叶いました。
その後、分娩室を出て、ロビーを通り、病室で30分息子は胸の上に乗っかったまま。
あんまりにも驚きで「産後って諸々検査とかないの?!大丈夫?」ってなりました(笑)
入院病棟へ
なでしこでは、陣痛を待つ部屋としてどんなお部屋を選んでも
産後2時間を回復状況確認として過ごし、その後入院病棟へ移ります。
2時間の回復状況確認としては、血圧を自動で測りながら子宮収縮が開始しているかを確認するもの。
ま、その間も最初の30分は我が子が胸に乗っかってますよ♡
その後、麻酔の管を取り、身軽になります。
今回も前回同様、膀胱の機能が消失したのでカテーテルで1度とってもらい、スッキリしました(笑)
前回の尿管挿しっぱなし、トイレが全然いけないジレンマが記憶に強く残っていて、
陣痛を待つ間も点滴してるのに
トイレに行ってないけど大丈夫か…という心配がいつもこびりついていて。
恥ずかしいもんですね(笑)
頭痛の真相は…
硬膜外麻酔(無痛分娩)の副作用として、頭痛があります。
100人に1人程度と書かれているのですが、体験談としてシェアします!
「6の硬膜穿刺後頭痛」項目に詳しく書いてあったので、参考まで→https://www.jsoap.com/general/painless/q14
硬膜外腔に細い管を入れるときに硬膜を傷つけ(硬膜穿刺)、頭痛が起こり
症状は特に上体を起こすと強くなり横になると軽快します
患者さん自身の血液を硬膜外腔に注入し、 血をかさぶたのように固まらせることにより穴をふさぐ「硬膜外血液パッチ」という処置をします
今回は、産後の体の回復は通常だったにも関わらず、頭痛に悩まされる出産でした。
麻酔管を抜いた後も足の痺れと悪寒、頭痛が残り入院病棟へ移る時間を延期したほど。
ヘルプで来てくれていた義ママに足や肩をさすってもらい血を巡らせたり、毛布を着て温めて休むも治らず。
足の痺れが和らいだところで入院病棟へ移りました。
しかし、夜ご飯を食べようとしても頭を抱えて進まず、どーしたもんかなと思っていたんです。
頭痛を訴えてから、こんな感じで先生も経過観察していたようです。
・昨夜寝不足じゃなかったか?
・寝たら良くなる?座ると痛い?
・少し時間をおいて横になり様子をみよう
・どの辺が痛む?
最終的に、麻酔科医により自血パッド処置をしようということで判断。
「血を入れたら速攻性があり、すぐに良くなる」との言葉通り、
横になり同じように背中に針を刺し、自分の腕からとった血を注入した瞬間に
目にシャキーんと力が入るのがわかりました。
10ccの後に追加で5cc入れたかな?その後痛みは本当になくなり、翌日からも問題なかったです。
上の子のケアは…
とりあえず狭い病室で管が繋がっている+遊び回りたい年頃なので
お昼過ぎまで病院内の小児科にある滑り台や外に連れ出してご飯をしたり。
私は基本的に子宮口が開き始めるまで1人で過ごしました。
(1人で過ごす方は、ベッドに携帯と水とリップくらい置いておくと良いかもです。
2時間くらい喉カラカラで過ごして結構大変だった(笑))
でも、「ご主人さん出産立会いするならそろそろ病院内にはいたほうがいいです。」と通訳さんのコメントで
上の子のケアに付きっきりだった旦那さんもいよいよ抱っこして病室に。
重要局面で話を聞いてくれたり、静かにしていて経過を見守ってくれたり、
本当に息子くんも頑張ってくれました。
日中に出産したことで、生活リズムもそこまでストレスなく過ごせたのがよかったです。
(まあ興奮と意味わかんない中の体験で夜寝るのをかなり抵抗してましたが)
今回も時間が読めない中、義ママのヘルプが本当にありがたかったです。
病院行ったり、色々と連れ回されたり脳内パニック状態だと思いますが
下の子と対面した時の表情がすでに「お兄ちゃん感」が見てとれて微笑ましかったです。
今は無事退院し、月子(産後ケアセンター)で過ごしています。
下の子が、上の子との同室ができないのが、逆に病院よりも不便で不便で(笑)
色々と試行錯誤、親のヘルプも必要不可欠になりそうな予感です。
これからメンズ2人の年子育児、楽しんでいきたいと思います!
インスタで繋がっているフォロワーさんにも2人目出産予定!という方が多くいらしゃるので、何かのヘルプになれば幸いです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♡