以前ワーキングホリデーで海外に出ている時、みんなお金に余裕があるわけではなく、若い人がたくさんいたので“自分のお会計は自分で”というのが染み付いていたんですが…
お会計の時って結構お国柄が出るんじゃないかなあとよく思います。
日本や韓国では年上が年下に奢ってあげる文化が少なからずありますよね。
実は、台湾にも奢る文化あります!
奢るわよ、争い?
台湾人もやはり年上の方は払おうとしてくれるらしい…
個人差はあるけど、払うよ〜と言われて「絶対にだめ!」と断るのも
なんとなく相手の気持ちを潰してしまう可能性もあるので
空気を読んで…(笑)
日本と同じように甘えてもいいかもしれません。
街中で結構年配の方が「私が出すよ、わたしが!!!!」「いやいや、私が!!!!」みたいな会話をしているところ、聞いたことありませんか?(笑)
そこまでやらなくてもと思いますが、仲良い証拠ですね〜
自分の家の周りは守備範囲?ということで、お友達間では自宅近くだからわたしが出すよ!みたいな考えもある様です。
ちょっとご近所さんにいい顔したいのかな?(笑)
おすすめの台湾のYoutubeチャンネルで、「お会計のあるある」が見れるコメディがあるんですが、まさに言ってた通りの「私が出す!!!」パターン(笑)
抜粋してるのでちょっと見てみてください↓
お会計で使える中国語フレーズをご紹介します〜
お金を払う
ご飯に行った時だけではなく、お金を払うことを中国語で「付(ㄈㄨˋ/ fuˋ)」です。
・費用を払う:付費
・お金を払う:付錢
・携帯料金などの請求額を払う:繳費
・会社が払う(費用を出してくれる):公司付的
別々で払います
実際に使われる「別々で」のフレーズは2つ
こんな風に会話で使います。
その1:
お会計別で払います:分開付錢(ㄈㄣ ㄎㄞ ㄈㄨˋ ㄑㄧㄢˊ / fen kai fuˋ qiaˊn)
お会計は一緒ですか?:一起結張嗎?
別で払います:分開付(錢)
その2:
個別で支払い:各付各的(ㄍㄜˋㄈㄨˋㄍㄜˋ ㄉㄜ˙/geˋ fuˋ geˋ de˙)
今日は個別で払います:今天各付各的
一緒に払います
一緒に払います:一起付( ㄧˋㄑㄧˇ ㄈㄨˋ/yiˋ qi ˇ fu ˋ)
「一起」というのは“一緒に”というフレーズでとてもよく使われます。
一起+動詞(+目的語)の形で使うと「一緒に〜する」
・一緒に行こう:一起去
・一緒に包んでください:(請)一起包
・一緒に(容器や袋に)入れてください:(請)一起裝
ご馳走します
「わたしが出すね」のフレーズに使われる「請」
台湾ではみんなでご飯を食べていて、そろそろ食べ終わるかな、という頃に
「ちょっとトイレに行ってくる」という合図が遠回しの「お会計してくる」という行動らしいです。
もちろん本当にトイレに行く場合や先払いのところも多いので
どの場合でも「トイレ行ってくる=支払う」が当てはまるわけではないそうですが(笑)
もし自分がお金を出そうと決めている方は「トイレ行ってくる」というフレーズが台湾ではスマートに決まるかもしれませんね。
「請」
「奢ります」というフレーズです。
「請客(ㄑㄧㄥˇ ㄎㄜˋ/qiˇng keˋ)」
「客」は、相手によってあなた(你)、あなたたち(你們)、みんな(大家)などに替えても使えます。
・今日は私がおごります:今天,我請客
会社の場合は、上司がミーティングなど集まった時に部下に飲み物を奢ると喜ばれるそうな。
お友達など親しい仲の人からご飯をご馳走してもらったら飲み物を、というのが一般的なお心返しみたいな感じです
…ここで注意したいのは
主語+請+人+動詞(+目的語)
おごりたい相手を必ず「請」の後に置く!
主語、奢りたい相手を間違えると逆に「奢って〜」と言ってしまうので注意が必要です(笑)
・ご飯をご馳走したいです:我想請你吃飯
・日本酒をご馳走します:我請你喝日本酒
・じゃあ、わたしが飲み物を奢ります:那,我請你喝飲料(咖啡)
・次回はわたしがおごります:下次我請客
ついでに覚えたい2つの「請」の使い方
①相手にお願いする
必ず文頭に置きます。
看板や注意書きなどでもよく使われますが、日本語の“〜してください、お願いします”に相当してとても丁寧な印象になります。
・ちょっとお尋ねします:請問一下
・ハンバーガー1つください:請給我一個漢堡
・もう1回行ってください:請再說一次
・座ってください:請坐,請坐
②誘う
これも「請」+人の形で使われるので文脈で判断します。
・彼誘いたい?:你要不要請他?
・両親を誘いますか?:妳請不請父母?
気にしないで
何か奢った時に、有難うございます!とお礼を言われると思います。
「あ、全然!」「気にしないで」など大したことないよ〜という意味で、
「沒事,沒事(ㄇㄟˊ ㄕˋ/meˊi shiˋ)」や「沒關係,沒關係」が返答に使えますよ!
グルメな方が多い台湾人、ローカルの方にぜひ好きなお店の話を聞いてみてください!
おいしいご飯の話は尽きませんよ〜!