日本ではお客さんと店員さんの関係性がある中で「ばいばーい」と言って解散(?)見送ることはまずないですよね。
でも、台湾ではむしろ「ばいばい」こそが親近感の賜物!
中国語の“またね”というフレーズで「再見」はよく知られていますが、これは台湾人の感覚では普段滅多に使わないようです。
台湾らしい「またね」は、どんな風にいえばいいのでしょうか?
気さくな「バイバイ」
カフェ、気軽に入れるご飯屋さん、洋服屋さん、気さくな雰囲気のところはどんな年代の人でも、店を出る時に「ばいばーい」が一般的。
日本だったら絶対無いだろうなあと思いますが、ありがとうの「謝謝」よりも「ばいばい」でお客さんを見送るところが多いです。
さらに、お店よりも高確率で「ばいばい」が登場するところ。
それは…
電話を切る時!
おばあちゃんも、おじさんも、女性同士でも、男性同士でも、学生も、サラリーマンも
「ばいばい」を3回くらいリピートしています。
「再見」のイメージ
それではよく知っている「再見」のイメージは?
友達とお茶をした帰り際に「再見」と言うと、もしかしたら台湾人のお友達だったら悲しい顔をするかもしれません。
なぜなら、“何年も会えなくなるようなタイミングでいう言葉”のイメージがあるそう。
一緒に遊んでいた友達が国に帰る、転勤で遠くへ行く、留学で何年も帰ってこない、そんなタイミングで「また会えたら良いな」という気持ちを込めての「再見」なんだそうです。
なので、来月も会う約束をしていたり、普段から仲良くしている人には使わない方がいいようです。
よく使われる“またね”
では、日本でよく使う“またね”ってどう言ったら良いでしょうか?
もし次に会う日程が明確に決まっていたら
その日時+「見」
というとスムーズ!
例えば、明日会う予定があったら「明天見!」
来週会う予定があれば「下(個)星期見!」
「下次見!」
では、次に会う予定がいつか分からなかったら?
日本語と同じように「次回会おう」と言えば大丈夫です。
中国語で次回は「下次(ㄒㄧㄚˋ ㄘˋ/xiaˋ ciˋ)」
また(次回)ね!:下次見!
ちなみに…
また今度ね、という言葉には「ちょっと会いたくないな」というニュアンスもありますよね。
そんな時は…↓
“じゃあまたね〜”という日本語の軽い挨拶、中国語でも言えるといいですよね!
この後ろに「バイバイ〜」とつけるとよりネイティブ風!